製造スタッフインタビュー

S.T.さん パン製造 社員 S.T.さん パン製造 社員

S.T.さんパン製造20代社員

S.T.さん パン製造の仕事の様子1

成長を大事に考えてくれる環境でした

パン職人を目指して通っていた製菓学校で、ありあけ・ラトーナのアルバイトを紹介されました。働いてみるとなにしろ職場の雰囲気がよくて、先輩は面倒見のいい人ばかり。教えてくれるときもすごく詳しくわかりやすい。ここなら就職しても安心、と新卒でありあけへ入社しました。

入社後は、2店舗を経験し、半年前からニューオープンのありあけマルシェ店にいます。

仕込みと呼んでいる生地づくりから、成形、焼成まで、すべてを担当します。今日は仕込み、明日は焼成など、作業は日によって変わりますが、もっとも難しさを感じるのは仕込みですね。これができたら一人前といわれています。その日の気温や湿度で調整するのですが、これは感覚で覚えるしかないので、先輩のやるところをひたすら見て練習し、身につけていきました。

ただ教えてくれるというのではなく、ありあけの上司はまずは本人に考えさせたうえで、こちらの意見も尊重しながら指導してくれる。人を成長させることを大事に考えている社風があります。だから必要な資格や講習会などでの勉強もバックアップしてくれます。そういう環境がやる気につながりますね。

S.T.さん パン製造の仕事の様子1
S.T.さん パン製造の仕事の様子2

製菓学校時代の友達には、朝早くから夜遅くまで働いて、給料もそれほど、という人もいます。その点ありあけでは、休みも取れるし、サービス残業もありません。福利厚生はしっかりしていると思います。パート・アルバイトにかかわらず社割もありますよ。

朝早いのはこの仕事の特性ではありますが、勤務時間に関しても、改善しようと努力してくれています。

この仕事でうれしいのは、自分の思い描いたとおりのパンができたときです。それとふだんは厨房にいる自分が他店に手伝いに行った際、パンの品出しなどでお客さまから声をかけられたとき。パンの感想をいただけたり、リクエストをされたり、直接お客さまの声が聞けると、この仕事をしてよかったと実感します。

将来はやっぱり自分の店をもつのが夢です。さらに技術を磨いて、食に関する知識を増やせば、ありあけではひとつの店舗を任せてもらえます。ここでは店舗経営に必要な知識を身につけていけるシステムができているんです。まずは店舗で製造のチーフになるのと、もうひとつ外部で開催されるパンのコンテストにもチャレンジすることが当面の目標でしょうか。パンの好きな方、研修もあるし、不安のないよう、優しくていねいに教えますから。ぜひ一緒に働きましょう。未経験も大歓迎です。

S.T.さん パン製造の仕事の様子2
K.K.さん パン製造 アルバイト K.K.さん パン製造 アルバイト

K.K.さんパン製造50代アルバイト

K.K.さん パン製造の仕事の様子1

未経験でパン製造を始めて9年。意識も変化

娘がアルバイトしていたありあけのパン屋さんで、製造職を募集していると聞き、求人に応募しました。パンづくりは未経験。でも家から徒歩2分の職場は主婦には便利だし、パート先のハンバーガー屋が閉店するため、少しでも早く仕事を決めたくて、挑戦しました。

担当はシーターと呼ばれる、クロワッサンなどのデニッシュ生地をつくる仕事。始めは4種の内どれがどのパンの生地なのか区別がつきませんでした。それから2~3週間でわかるようになり、2~3ヵ月で仕事をこなせるように。

実際の作業は、他部署で製造された生地を、シート状のバターを包み込んで機械で圧縮し、延ばすことを繰り返し、層をつくります。焼成は店舗でやるので、成形までが私の担当です。

入社から8年目のこと。働いている店舗の閉店が決まり、シーターをやらないかと、新店舗の店長さんに声をかけていただきました。徒歩2分の通勤が、電車とバスで1時間に変わります。これまでの“近所にパートに行ってるお母さん”とは、はっきりと違う生活。即答できませんでした。夫に相談すると「少々家事がおろそかになっても、大したことじゃない。身につけたスキルを活かせるし、声をかけてもらえたんだから続けるべき」と。かつて一緒に働いていた娘と一緒に後押ししてくれました。そこからは意識が変わったと思います。

K.K.さん パン製造の仕事の様子1
K.K.さん パン製造の仕事の様子2

ありあけマルシェ店のシーターは今、私ひとりです。週に約3日、1週間分の発注票を見ながら、いつまでにどのパンをどのくらいつくるかを日数で割り振ります。季節によってパンの需要が違うため、勤務時間には変動がありますが。休日や勤務時間を自分でコントロールできるのは働きやすいです。

ありあけに入社して今年で9年目。長く続けられたのは、従業員に対しての温かさをいつも感じられ、居心地がよかったからですね。例えば緊急の用事で休みになった人がいても、いつのまにかフォローしてもらえる。また闘病していたパートの主婦仲間がいるのですが、長期の休みからの復帰を温かく受け入れてくれたり。そういうことをいつも目の当たりにしていたからです。

これから私自身は年齢的にも体力が落ちていきます。あまり欲を出さずに、この安心できる環境で、今のスキルを保つことをいちばんに考えています。好きなヨガで繁忙期を乗り切り、なるべく長く仕事をしていたいですね。

K.K.さん パン製造の仕事の様子2